五輪書の現代語訳その38

宮本武蔵『五輪書』水の巻(32)のゆるい現代語訳です。

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敵の刀を叩いて受ける

相手との間で、
ドタン!ドタン!という
いやな感じのリズムが生まれたときは、
ムードを切り替えましょう。

どうすればいいか?

そういうときは、
相手が打ってきた刀を
自分の刀で叩いてから、
攻めに転じるといいですよ。

まず、叩くことで先手を取ります。

そのあと、すかさず打つことで
さらに先手を取るんです。

叩くといっても、
そんなに強く叩くわけではありません。

また、

相手の刀を、力でがっちり
受け止めるわけでもありません。

大切なのは、呼吸です。

相手がどれほど強く切り込んできても、
タイミングが合えば、
そっと叩くくらいの気持ちで十分です。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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