五輪書の現代語訳その47

宮本武蔵『五輪書』火の巻(4)のゆるい現代語訳です。

スポンサーリンク

航海士のように!

海の難所を渡ることを
「渡を越す」といいます。

世の中を渡るのにも
一生のうちで
難所を乗り切るような場面が
たくさんあると思います。

人生を船の旅に例えますね。

船の旅で大切なのは、
海の難所をよく知ること。
船についてよく知ること。
とりまく天候をよく知ることです。

たとえ共に旅立つ船がなくても、
あるときは横風を友とし、
あるときは追い風を友として進みます。

もし風向きが変わったら?
そのときはオールを手にします。
自力で漕げばいいんです。
そのくらいの覚悟で
難所を乗り切るんです。

世の難所を越すのは、
優秀な航海士が海を渡るようなものです。

難所を乗り切れば、水平線が開けます。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

お気軽にシェアしていただけると嬉しいです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事コンテンツ