ブログを読んでくださってどうもありがとうございます。このブログでは、宮本武蔵の五輪書をゆるく現代語訳しています。全体のもくじはこちらです。
火の巻(20)
プレッシャーを握りつぶす
宮本武蔵です。今回は「ひしぐ」という戦い方についてご説明しますね。
「ひしぐ」とは、押しつぶすということです。
たとえば、戦いのとき…
敵は弱い。
自分は強い。
そう考えて、敵を気持ちで押しつぶしてしまうんです。
プレッシャーに押しつぶされるのではなく、
逆にプレッシャーを手の中で握りつぶしてしまう、
そんなイメージです。
中途半端だとかえって良くありません。
「ひしぐ」ならとことん自信をもって、
つよく真っ直ぐいきたいですね。
ささいなこと、小さなことからでも、
「自分はやれる、すごいんだ」という自信を
持つようにしてみてはいかがでしょう。
このあたりの呼吸をぜひ研究してみて下さいね。