五輪書の現代語訳その77

宮本武蔵の五輪書。今回は、風の巻(5)です。

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構えにとらわれない

ほかの流派では、刀の構えにこだわるところもあります。

でも、それは良くありません。

よく「城を構える」とか「陣を構える」という言い方をしますよね。

ここからもわかるように、

構えとは、仕掛けられても動じないためのものです。

つまり…

構えとは、仕掛けられるのを待つ姿勢。

いわば受け身なんです。

勝負では何事も先手、先手を心掛けます。

構えるという受け身の姿勢は、それに反します。

わが流派では、構えという受け身の姿勢にこだわることをきらいます。

つまり「構えあって構えなし」です。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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