宮本武蔵の『五輪書』地の巻(7)です。宮本武蔵がさまざまな武具について説明しています。
道具にはそれぞれの良さがある
世の中にはいろいろな道具がありますよね。
道具にはそれぞれ強みがあります。
道具の強みを知っていれば、その時々でいろいろと活用できます。
脇差。
これは狭いところや、接近戦で役に立ちます。
太刀。
これはどんな場所でもだいたいイイ感じで使えます。
長刀。
これは、合戦がはじまって少し時間がたったあたりから、威力を発揮します。
弓。
これは平地での合戦に便利ですが、城を攻めるときや、敵との距離がありすぎるときはダメですね。
鉄砲。
城にこもっているときは、これ最強ですよ。平地で使うときも、合戦がはじまる前ならOKです。合戦がはじまってしまうと役に立ちません。
あとは、道具ではありませんが、馬ですね。
馬は、強くて、反応がよくて、クセのないものを選びましょう。
片寄った好みは、いけません。
過ぎたるは、及ばざるがごとしです。
他人のマネをしないで、自分にあったアイテムを選びましょう。
道具を愛しすぎたり、道具を毛嫌いするのも良くありません。
いろいろ工夫しましょうね。