宮本武蔵の書いた『五輪書』の中に、「刀を手放す」という言葉があります。好きな言葉です。世界は自由だ、人生は自由だ、と感じさせてくれます。
方法はいろいろある
「刀を手放す」の原文は「束を放す」です。
意味は「刀にこだわらなくても、勝てる方法はある」です。
思い込みという重荷を捨てる
「刀を手放す」。
この言葉を読むと、ぼくは…
これがないからアレができないとか、
アレがないからうまくいかないとか、
AがなければBにならないとか、
あれをしなければいけないとか、
これをするのが当たり前だとか、
そういう否定的な思い込みから、少しだけ自由になれる気がします。
もっと自由でいい
絶対に必要だと思い込んで、こだわっている何か。
それを手放しても、じつはうまくいくのかも知れません。
思い込みやこだわりという重荷から、ぼくらを解放してくれる言葉。
それが「刀を手放す」です。