五輪書の現代語訳その29

宮本武蔵『五輪書』水の巻(19~20)のゆるい現代語訳です。

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石火の当たり、紅葉の打ち

今回は「石火の当たり」と「紅葉の打ち」をご紹介しますね。

「石火の当たり」

相手と密着しているときは、
刀を少しも動かせないので、
十分な構えがとれませんよね。

そんなときは、刀を少しも上げず、
そのまま強く打ち込みます。

これが「石火の当たり」です。

足のパワー、身体のパワー、手のパワーを
一気に使って打ち込むのです。

「紅葉の打ち」

相手の刀を叩き落とすことを
「紅葉の打ち」といいます。

やり方は、こうです。

相手が構えているとき、
その刀を強く打ちます。

そして、粘りつくような気持ちで
刀の先端を下げていけば、
相手は刀を手放してしまうものなのです。

これをちゃんと練習すれば、
相手の刀を落とすのは簡単ですよ。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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