宮本武蔵『五輪書』水の巻(26)のゆるい現代語訳です。いつもブログを読んでくださってありがとうございます。
やさしく粘る
相手の刀とこちらの刀がぶつかったら、
粘るような気持ちで相手に近づいていきましょう。
刀と刀が離れないように粘るのです。
コツは、あまり力を入れすぎないことです。
やさしく行きましょう。
刀と刀が離れないようにして
相手のそばに入り込むときは、
どれだけやさしく入り込んでもOKです。
それから、
粘ることと、もつれることは違います。
粘るのは「強さ」です。
もつれるのは「弱さ」です。