宮本武蔵『五輪書』水の巻(27)~(28)のゆるい現代語訳です。
体当たり&刀の受け方
<体当たり>
体当たりをするときは、
顔を少しそむけ、左の肩を出し、
相手の胸にぶつかります。
呼吸を合わせて
タイミングよくぶつかれば、
かなり遠くまで飛ばすことができます。
<相手の攻撃を受ける>
相手が攻撃してきたとき、
その刀を受ける方法にも、
いろいろあります。
1.自分の刀で相手の目を突くようにして、右に受け流す。
2.自分の刀で相手の右目を突くようにして、そこに小刀を十字にそえ、相手の首をはさむつもりで受ける。
3.刀を受けることをあまり意識せず、小刀を握った左手で相手の頬をなぐる気持ちで、敵のそばに入り込む。
以上、3つです。
たくさん練習してくださいね。