名言には、短い中にも力がありますよね。宮本武蔵の語録を見つけました。
著書『声に出して読みたい日本語』で有名な齋藤孝さんの書いた本です。
こちら↓
宮本武蔵の『五輪書』は、地の巻、水の巻、火の巻、風の巻、空の巻、の5巻から成っています。
その各巻から、現代のぼくらにも響く名言をピックアップしたのが、この本です。
短くてわかりやすい言葉
武蔵の思いが、齋藤孝さんの手によって、分かりやすく短い言葉で表現されています。
それぞれの名言のあとに、解説が載っています。
武蔵はいいこと言ってるね~
『五輪書』の全体像や詳しい内容について知るための本ではありません。あくまでも『五輪書』の名言を断片的に取り上げて「おぉ~。武蔵はいいこと言ってるね~」と読むための本です。
個人的な希望としては、解説の分量をもっと少なくして、そのぶん武蔵の言葉をもっと多く取り上げてくれると嬉しかったなぁ、って思います。
でもあれなのかな、本としてページ数をある程度確保しようと思ったら、解説の分量を増やさざるをえなかったのかな…。
こんな方におすすめ
「武蔵も知らないし、五輪書も知らないけど、なにかビビッとくる言葉を読んで明日の支えにしたい…」という方には、読みやすい本です。
『五輪書』について知りたい場合は
もしも、『五輪書』そのものについて詳しく知りたいという方は、いろいろな出版社から出ている『五輪書』の現代語訳のほうをどうぞ。
ちなみに…
このブログのメーンコンテンツも五輪書の現代語訳なので、よろしければご覧くださいませ。ぼくなりの宮本武蔵名言集もまとめてあります。と、最後は自分のブログのアピールみたいになってしまった…(汗)