五輪書の現代語訳その39

宮本武蔵の『五輪書』水の巻(33)のゆるい現代語訳です。

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大勢を相手にするとき(多敵の位)

大勢を相手にするときは、
「囲まれた!」と思ってはいけません。

「自分が主導権を握って、大勢を追い回している」
というくらいの気持ちでいると良いですよ。

その上で、

だれが先に攻撃をしかけてくるか見極め、
優先順位をつけて戦います。

待つのはよくありません。

相手の出方を待っていると、
ペースを奪われます。

次々と動いてください。

コツは、相手を一列に重ねるようにして
追い回すことです。

相手が一列に重なれば、
実質、1対1の戦いになります。

また、

敵がたくさんいる手ごわいところを
むやみに攻めると効率が悪いです。

相手のようすを見ながら、
崩しやすいところを見つけ、
勝機をつかんでください。

こうすることで、

一人を相手にするときも、
10人~20人を相手にするときも、
同じように勝つことができます。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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