あーりーです。
新しいことに挑戦するとき、うまくいくか心配になることがよくあります。
そんなときに『五輪書』を開いてヒントになる言葉を見つけると、ちょっと安心します。
きょうは愛読書のひとつ、五輪書 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ5)を開いてみました。
55ページ。
『五輪書』水の巻の「太刀の道ということ」という項目です。
太刀の道ということ
要約すると、こんな感じです。
・刀の道筋のことを太刀筋という
・太刀筋を知っていれば、刀を2本の指で持ったとしても自由自在に振れる
・刀を速く振ろうとしたり、力んで振ろうとすれば、かえって本来の太刀筋からはずれる
適度な力で、静かに振ろうとする気持ちが大事だといいます。
感想
これを読んで思ったのは…
・まず自分が取り組もうとしていることの道筋(フロー、仕事の流れ、話の流れ)をよく知る
・焦ったり力んだりすると道筋からはずれるので、ほどよく自然体で取り組む
ということです。
いま、新しいことがうまくいくか心配で、夢にも出てくるような状態なのです。
上に書いた『五輪書』の言葉をあらためて読んで、少し気持ちの指針ができた気分です。
道筋をよく知ること。自然体で取り組むこと。
うん。きっと大丈夫。