五輪書の現代語訳その42

宮本武蔵『五輪書』水の巻(後記2)のゆるい現代語訳です。これで水の巻は終了です。

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ポイントのまとめ

焦ることなく、目の前の一つ一つに丁寧にのぞみましょう。

うまくいくコツを体で覚え、いろいろな経験をし、

いろいろなことを感じて、長い長い道のりを、一歩ずつ進むんです。

ゆったり、気長に行こうじゃありませんか。

日々の修行が自分の仕事であると心して、

今日はきのうの自分に勝ち、明日は他人に勝ち、

ゆくゆくはさらに強い者にも勝つ。

この本に書いた通りに練習してください。

ブレないでください。

たとえどんなに道を究めたつもりでも、心に背くなら、

それは道ではありません。

このあたりの感覚がわかれば、

一人で数十人の敵にも勝つことができます。

千日の稽古を「鍛」といい、一万日の稽古を「錬」といいます。

合わせて「鍛錬」です。このことを、どうか忘れないでください。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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