五輪書の現代語訳その56

火の巻(13)

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平常心を失う

平常心を失うと、人は崩れてしまいますよね。

平常心を失うのはどんなときでしょうか。

いろいろありますが、実戦に関する場面でいうと、

たとえば次のような心理状態のときです。

ギリギリの危険を感じてドキドキ、ハラハラするとき。

これを「きわどき心」といいます。

これは無理だ!と思うような困難に直面したとき。

これを「無理なる心」といいます。

予想外の、思ってもみなかったことが起きたとき。

これを「思わざる心」といいます。

こうした心の動きをよく知って、ものごとに役立てたいですね。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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