アクセスありがとうございます。このサイトでは宮本武蔵の書いた『五輪書』という本をもとに、武蔵の言葉をゆる~く現代語訳しています。今回は「まぎれる」という戦い方についてです。
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火の巻(19)
まぎれる
どうも。宮本武蔵です。
今回は「まぎれる」という戦い方をご紹介しますね。
簡単にいうとジグザグに攻めることです。
多人数の戦いでは…
敵勢の一部に攻めかかって
そこが崩れたと見たら方向転換し、
今度は別の部分に攻めかかるようにします。
攻めて、崩して、方向転換。
攻めて、崩して、方向転換。
これを繰り返してジグザグに攻めるんです。
1か所だけを攻め抜くのではなく
敵が逃げたならそれは放っておいて
また別の強そうなほうへ攻めかかります。
敵の呼吸に応じてタイミングをとらえて
ジグザグの動きをイメージします。
一歩も引かず、敵勢の中にジグザグにまぎれこんでいく気持ちが大切です。
これが「まぎれる」という戦い方です。
ご自分なりに理解を深めて、ぜひマスターしてくださいね。