五輪書の現代語訳その73

宮本武蔵の『五輪書』の現代語訳。きょうは風の巻(1)です。

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刀は長ければ強いのか?

「刀は長いほどいい」
という流派があります。

私に言わせて頂くと、
それは弱い流派です。

その流派の
一体なにがいけないのか?

長い刀がダメなわけではありません。

長い刀さえあれば勝てるという、
片寄った考え方がダメなのです。

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敵と組み合うほどの接近戦では、
長い刀は役に立ちません。

短い刀や素手のほうが、
ずっと役に立ちます。

狭い場所で戦うときも
同じです。

長い刀だと、
満足に振ることさえできません。

けっして
長い刀がいけないのではありません。

長い刀にむやみにこだわる気持ちが
いけないのです。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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