五輪書の現代語訳その13

宮本武蔵『五輪書』地の巻のあとがきの現代語訳です。

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地の巻(後記)

朝も昼も夜も、自分の決めた道を心がけましょう。

広い気持ちで、のびのびと身に付けていきましょう。

わが流派を学ぶみなさんは、つぎのことを意識してみてください。

1、邪悪な心をもたない。
2、道にはげむ。
3、幅広くいろいろな芸に触れる。
4、さまざまな職業について知る。
5、ものごとの損徳をわきまえる。
6、ものを見る目をやしなう。
7、見えない部分を感じる。
8、小さなことをおろそかにしない。
9、進みたい道からそれた部分にあれこれ手を出さない。

達人となるために大切なことはなにか?

まっすぐ、広い視野で取り組むことです。

これと決めた道のことをつねに忘れず、まっすぐ進んでいきましょう。

さて。

ここまで、わが流派を学ぶうえでの心構えを書いてきました。

準備は整いました♪

これからいよいよ、わが流派の具体的な内容に入っていきますね。

五輪書のゆる~い現代語訳もくじ

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