宮本武蔵の名言集8

宮本武蔵の『五輪書』には、なるほど~と思う言葉があちこちに載っています。それをピックアップしてみました。もともとは兵法について書かれた本です。ぼくらそれぞれのテーマにあてはめて読むと、発見がいろいろあります。

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「相手の先手を抑え込もうとする時点で、後手に回っている」

『五輪書』火の巻(3)より。相手がどんな手できても封じ込めるぞ!とやっきになっている時点で、相手の出方に左右されています。これはすでに後手に回っているんですね。

「敵の心は刀の動きにあらわれる」

『五輪書』火の巻(10)に書かれている内容です。原文は「敵思う心を太刀に顕す」です。

「山と思うところを海と発想し、海と思うところを山と発想する」

『五輪書』火の巻(21)より。敵が「山」と予想するなら「海」と仕掛け、「海」と予想するなら逆に「山」と仕掛ける、という話が載っています。

「粘るのは強さです。もつれるのは弱さです」

『五輪書』水の巻(26)より。粘るのと、もつれるのは、場合によっては似ていることがありますが、武蔵ははっきり区別しています。原文は「粘るは強し、縺るるは弱し」です。
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